心の師匠・その2
実はこのアカウントをとったのは540日くらい前らしい。
昨日久しぶりに管理画面を見て驚いた。
仕事の宣伝用のサイトをつくろうと思ってアカウントを取ったのだけど、
自分の店があった時と違って、フリーランスになった今、非常に書きにくい。
守秘義務やらなんやら繊細な事柄が多いこの仕事、どう語っていいかわからない。
自分の店があった時だって、自画自賛じみたことを書くのは苦手だった。
押せば押すほど、ひと様は引いていくような気がして、
考えれば考えるほど言葉が出てこなくて、書いては消し書いては消し。
時折、思い出した時にいじくりまわして、そっと閉じて放置して540日。
昨夜もいじくるだけいじくって、そっと閉じて、ため息一つ。
そして今日、こんな言葉と出会ってしまった。
「いつ、どこで、誰に、何を」教えてもらったか。
自身のカーリング歴を振り返る時、とても重要な情報だと思ってる。
私の場合気づいたら始めてた気づいたらデリバリーしてた感じで「いつ」なのか
正確に思い出すの難しい。始めたばかりの方には是非この情報を記録しておいてほしい。
長野の柏木寛昭選手の言葉。
今日、Twitterで流れてきた言葉を見た時に、雷に打たれたように、
なんて言ったら大げさですけど、脳の中でぴぴぴぴって何かが繋がった。
そうだ、私はカーリングのことをちゃんと書こう。
Twitterで140文字ずつ体験報告を書くのはもどかしかった。
TLに長々と続けるのは気が引けるのもあった。
自分でも読み返せない形で流してしまうことはもったいないということにも気付いた。
お仕事のことをPRするのは無理だ。私には自分で自分の仕事のアピールはできない。
でも今、カーリングのことならいくらでも書ける。一晩中だって書いていられる。
カーリングのことを語りながら、カーリング大好きな私の、その私の根幹として
こんなお仕事している人間ですよ、と書いていきたい。
そうして生まれたのが、この「おばちゃんカウンセラー、カーラーへの道」
柏木選手の言葉を見てから約6時間で、540日放置していたこの場所が、
命を吹き込まれて大きく動き出した。不思議な感覚。540日の停滞が、一瞬で。
の言葉がなかったら、私はこういう形で書く事はなかっただろうと思う。
あと、初心者大会というものがあるのを教えてくれたのも柏木選手。
いつか(5年以内)一度でいいから出たい初心者大会。
今は心の中にそのことを目標に置いて練習をしている。
柏木選手は、知的で論理的なツイートで、私が進む道をいつもそっと照らして下さる。
いつか氷の上で、お礼を申し上げたい心の師匠だと、遠くからそっと感謝している。
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